≪父として≫

≪2022年12月31日≫

12月31日は、徹の27才の誕生日です。
徹の好きな苺のケーキとお花アレンジを買って細やかな、誕生祝いです♪
ここ2年間コロナの影響や私の脳梗塞(後遺症は残っていないのですが)等の影響か 体調上良で気力もうせていました。

私たちの想いから 谷川俊太郎さんの詩『さよならは仮の言葉』に曲を付けていただき美しい唄が出来ました。14年前のことです。
その曲を歌ってくれているデュオ「foo《の活動をずっと応援しております。

今年は福岡市内の公民館30ヶ所ほどで、人権コンサートとして30〜50人規模のライブが開かれました。
東京の方からも声がかかり、2回ライブが開かれました。
来年は、さらに活動の輪が広がりそうです。

ロシアのウクライナ侵攻が2月からまだ続いています。
5月には、私が所属している大野城ライオンズクラブでチャリティーコンサートを開きました。
これまでは、この益金はバングラデシュの無医村地区の病院への支援と
子ども村支援に使わせていただいておりましたが
今回は、ウクライナからの避難留学生への支援のお手伝いをしました。

今回の戦争によって、私たちが当たり前と感じていたことが、決して当たり前ではないということ、 今私たちがいかに幸せに生きているということ気付かされました。

今回、徹の誕生日に合わせて、朝日新聞デジタル版でfooの活動と私たちの今まで生きてきた想いを取り上げてくださいました。

来たる卯年の2023年は、まず戦争が終結しfooの活動がもっと広がっていけるようになることを願っています♪
さあ!今から徹と祝杯です♪

≪2020年12月31日≫

12月31日とおるの25才の誕生日
天気は、あの日と同じで雪がチラついていました。
ふとあの日の記憶が 甦る。
今日は徹の好きないつものいちごのケーキをお供えしました。
今年は徹に聞かせられるような、いい土産話はなかった年でした。
今年2020年イロイロ大変な年でした。コロナで始まりコロナで暮れて
生き方をイロイロと考えさせられる年でした。

そんな中で私は、12月21日に緊急入院しました。脳梗塞でした。
幸い早く気がつき後遺症も残らず10日間の入院で、退院する事が出来ました。
そして徹の誕生日に間に合いました。この入院期間中にイロイロ考える時間を与えられ、 これは神様がくれた身体と精神的な休息時間かな?
と思いました。
そして昭和49年に創業しました花咲を、令和2年12月31日徹の誕生日に
卒業いたしました。46年間の充実した時間でした。
永い間ありがとうございました♪
これからは、人生 最後のご恩返しの時間を楽しんで生きていきたいですね。

   さあっ!あらたな一歩を踏み出そう⁉️残り少ない未来を夢見ながら!

《2020年5月7日》

今日は、24回目の徹天使誕生日
世の中新型コロナウィルス禍で、多くの人がSTAY HOME を余儀なくされている。
今年の法事ライブは、中止にしました。いつもは fooさんのお二人に『さよならは仮のことば』と『5月の天使』の2曲を歌っていただき、私の手料理を振る舞うのですが、それも叶いませんでした。
感染された方々の早い回復を祈り 亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。

新型コロナウィルスで全国の人々いや全世界の人々いや地球全体に災いがもたらされているような気がしてきた。
速すぎる世の中の成長スピードに、少しブレーキがかかってたような感じがします。
毎年自然災害が酷くなってきているのは、自然をコントロールできると考えて神の域に人間が手を出しすぎているような気がしてならない。
数千年前から人間社会では戦争や殺戮が続いている。
人間のあくなき欲望で、争い事は収まらない。
人間は学習が出来なくなっている。
今年は、STAY HOMEのおかげもあり、今までと違って、自分の来し方行く末について、ゆっくり考える時間がある。
自分の幸せとは何なのか?生きていく意味を深く考えてみたい。

《2019年12月31日》

2019年12月31日 令和元年の徹の誕生日でした。
いつもの様に徹の好きだったイチゴが載ったフルーツたっぷりのケーキに
2と4という数字のロウソクを挿し、火を灯す。

その横には翌日元旦の為の正月飾りのお花を飾り、24歳かぁ・・? 想いをめぐらす
ケーキだけではなく、今年は、ビールもあげました。
いつになっても もしも・・・もしも・・・の この気持ちが続いている。

私も創業45年の商いに少し距離を置いてみようと思い、令和2年からは
人生の終着駅へとソフトランディングを目指して
また違う視点で人生の楽しみ方を学んでいこう。
視野を広げながら(衰えないように)

今年2月13日(木)に、バングラデシュ LOTRA村の病院への救急車の支援と
産婦人科の開設及び大野城こども食堂支援のチャリティディナーコンサートが、
私が所属している大野城ライオンズクラブ主催で行われます。

先ずは命と健康の大切さを知り、そして学ぶことが出来ることへの感謝の想い
それらが持続可能な地球の未来を明るくしてくれるかなあ?

《2019年5月7日》

令和元年も始まりました♪

今年5月7日は、徹の23回忌です。
あれから22年・・・あっという間です。
私の想いの中では、いつも1歳4カ月のまま、ニコニコしながら歩いている。
そして私に話しかけてくる。その時が、今の私の至福の時間です。

今年は、5月2日に徹・法事ライブを我が家で開きました。もちろん“foo”のお二人に歌っていただきました。
“さよならは 仮のことば”と“5月の天使”の二曲がメインです。
集まった皆さんは、涙を流しながら聴いて下さいました。

この曲ができて10年目です。ということは、ボーカルデュオ“foo”が結成されてからも10年です。
徹がきっかけで出来たこのデュオ、今や全国各地で活動しています。
お二人の人生も、私たち同様、徹によって変わってしまったようです。

毎年5月に法事ライブを行なっています。私の手料理を食べながら・・・多分今年も徹は、来てくれたと思います。

あと何回できるか?法事ライブ、徹も一緒に家族が揃うイベントですね♪
来年は、料理も新メニューを考えなくっちゃ♪


《2018年12月31日》

12月31日、今日は徹の23回目の誕生日・・・・・
ふ~ いつもの事ですが、彼が生きていたら今の自分の人生は
どんな風に変わっているだろうか?と想像する。

徹は、僕の中では永遠に1才4か月の赤ちゃんのまま。
いつものイチゴのケーキに大きいローソク2本と小さいローソク3本。
そのローソクに火を灯し、黄色のフリージャ20本と青いカーネーション3本が
華を添える。
そして赤ワインで細やかに乾杯!!(ここでは大人!)

想い出が甦ってくる。最近特に、幸せとは今の幸せに気付くこと。
そう想うようになってきた。人生上平上満を言ってもそんなに変るもんじゃない。
もう残りも少なくなってきた人生、腹八分の精神で生きていきたいものです。


  《2018年5月7日》

5月7日は 徹の天使誕生日
前日の6日・日曜日はあいにくの雨でしたが、天使誕生日記念のホームライブパーティを開きました。
徹の好きだった料理と、私の手料理と、お酒を少々・・・

メインはもちろん、加藤さん大島さんお二人のデュオ「foo《結成のきっかけともいえる『さよならは仮の言葉』と『5月の天使』を歌っていただいたこと。
お経の代わりですね。
生で聴くお二人の美しい歌声に、あの頃の思い出がよみがえり、涙が出ます。

翌週の日曜日 5月13日は 母の日でした。
子どもたちがお花に託した、お母さんへの感謝の思いを、沢山の「ありがとう《と共に お届けしました。

今年2月には、私がお手伝いしているバングラデシュの病院建設支援のチャリティディナーコンサートを開きました。
「foo《のお二人と、フルート&サックス奏者の中西久美さん、ピアノの羽江めぐみさんに出演いただき、会場は満席になり楽しいひと時を過ごしていただくことが出来ました。皆さまに感謝です。 おかげ様で、病院は昨年5月に一部診療を開始しました。どうぞ、これまで同様のご支援をお願い申し上げます。
また、大野城ライオンズクラブの活動として、大野城子ども食堂の支援も行っています。バングラデシュの子どもたちも、日本の子どもたちも、どちらも大切な子どもたちですから。

さて、今年 徹は就職して社会人1年生になっているかな?
それとも海外留学に向けて勉強しているかな?夢は膨らみます。
と同時に、親としての願いや希望に時々虚しさを感じる事もありますが、思い続けることで徹とともに生きているんだということを実感しながら生きています。
人生の終着駅を探しながら・・・


《2017年12月31日》

12月31日♪ さあ徹の22才の誕生日です。
徹くん、誕生日おめでとう!
久しぶりに「父として《を書いてみよう♪徹も二十歳過ぎたし、私はもう卒業かな?と思っていましたが、 私が子離れ いや 徹離れができていないのがよくわかります。
この頃時々見る夢の中では、相変わらず徹はニコニコ顔でポチポチ歩いていました。 その日の朝は、心地よい目覚めです。

私がお手伝いをしているバングラデシュの無医村に建設されていた病院が、
今年5月19日についに完成しました。
そして現在 小児科と内科の診療がはじまりました。
残るは、産婦人科の完成が待ち望まれるだけです。引き続き、微力ではありますがお手伝いをしていく予定です。
来年2018年2月には バングラデシュ病院支援およびチャイルドケアセンターの子ども食堂支援のチャリティーコンサートを、 所属の大野城ライオンズクラブ主宰で予定しております♪皆さまのお力添えを、よろしくお願い申し上げます。

それから来年、遂に徹は社会人として旅立ちます♪どんな仕事に巡り合い、どんな 社会人になっていくのかな?
そんな姿を想像することしか出来ませんが、自由に想像できるのは大きな楽しみでもあります。
今年は、私にとって大きな波乱続きの年でした。でも、過去の全ての経験や人との出会いがあったからこそ、 現在(いま)の私がいるのです。
いまの自分を否定されることは、自分の過去を否定されることであり、過去を否定することは、いまの自分を否定することになってしまいます。

さあ、新年の幕開けです。
笑顔を忘れずに、未来を見据え、人生のラストスパートです。
仕事も人生も楽しんで生きていきたい‼


《2016年5月7日》

今年の徹の天使誕生日は、あいにく母の日の前日でした。
何もしてやることが出来ませんでしたが、ひまわりの花と黄色のピンポンマム、
ブルーのデルフィニウム、そしてサーモンピンクのカーネーションを 飾りました。

短い人生ではありましたが、この世に生を受けたことを、徹は母親に感謝してくれているでしょうか。

4月には、熊本地震が起こり、被害は甚大です。
昨日まで当たり前であった幸せが一瞬で奪われ・・・人生の儚さ、虚しさを感じずにはいられません。 それでも、人は前を向いて生き続けていかなければなりません。
いろんなものを背負いながら、一歩一歩進んでいかなければなりません。
辛いけれど、苦しいけれど、徹のように、いつもニコニコ笑顔を忘れずに生きていきたいと思います。

お花と一緒に供えられた、焼酎「伊佐美《・・・二十歳になっている徹は飲んでくれたかな・・・


《2015年12月31日》

今日、遂に徹が二十歳の誕生日を迎えました。
20年というのはひとつの大きな節目です。
あの日から、私は徹に導かれながら一つ一つ山を乗り越えながら歩んできました。
そして今日迎えた二十歳の誕生日、とても感慨深いものがあります。 

いつも、彼がここにいたならばどうしていただろう?とか、
彼が傍にいたならば何がしたいと言っていただろう?
彼はどんな人生を生きていただろう?
そして、私の生き甲斐は?人生の価値観は?
・・・などと自分に問いかけている。

でも仕方がない。彼は、生き返るわけではない。
彼は私の心の中に生き続けている。私にいろいろな事を教えながら。

今日は、徹の二十歳の誕生日。
私も迷いながら今日まで生きて来たけれど、とにかく成人おめでとう!

でも本当は、一緒に居酒屋に行きたかったな・・・


《2015年5月7日》

5月7日今日は徹の天使誕生日
あれから18年がすぎました。長かった日々が・・・
でもきのうの出来事のように 記憶は鮮明に甦ります。
あの笑顔 あの声 あの仕草 楽しかったあの頃
自然に涙があふれる・・・

最近、生きていくことをむなしく 感じることがある
人は、何のために生きていくのか?何のために・・・・・
人は、なぜ いがみ合うのか?なぜ・・・
生きていくことはむずかしい

自分の気持ちの持ち方を、80%は自分の為 20%は、自分以外の為
80%で満足し、残りの20%で喜びを感じるように生きていきたい!

徹は今年の12月31日でついに二十歳になる!
どんな子供いや 青年になっているのかな?・・・・

《2014年12月31日》

12月31日大晦日 今年も19年前のあの日と同じように雪が舞っていました。
あの日から1年と4か月・・・私の人生で最高の至福の時が始まりました
今、つい昨日のことのように甦るのは、あの楽しかった日々の光景・・・。
徹のあの笑顔が、笑い声が、頭の中で甦ってきます。
徹にまた会える時が少しずつ近づいて来ているのかな? 
今年からもっともっと土産話をたくさん手に入れるために人生を楽しもう・・・

今年2月には、私が所属しているライオンズクラブで、チャリティーコンサートを開きます。
それは、私が微力ながらお手伝いさせていただいている、バングラデシュの無医村地区に病院を建てるという目的で活動しているNPO法人の支援のためのものです。
そこでは、我が子が病気にかかっても医者に診てもらうことも出来ずに命をなくすという悲しい現実があります。
私たちのように、悲しみに遭う人達を少しでも減らしていきたい、という思いでお手伝いしております。

さあ一年の始まりです!!楽しく頑張ります!!!


《2014年5月7日》

今年の5月7日徹の天使誕生日から17年が経ちました。
11日が母の日で7日は休めないので、前日の5月6日に休みました。
毎年この時期になるととてもナーバスになります。
先日新聞の投稿欄で、あるお母さんの文章を読みました。
その方は、幼い娘さんを亡くされて、存命ならば今年で20才になられるという誕生日に仏壇にお花とお酒をあげて、 一緒に飲むという記事でした。
まさしく私が考えていることと一緒でした。
私は、天使誕生年の1997年に出来たワインを保存しています。
徹の二十歳の誕生日12月31日にそれを開けて、お祝いするつもりでいます。
天使の親たちは、皆 同じ考えでいることが分かって、嬉しく思いました。
生きていれば一緒に居酒屋にでも行きたかったなあ~
あと2年元気で生きていかなくっちゃ!!


《2013年12月31日》

2013年12月31日 我が家で恒例のバースデーケーキには、1本の大きなロウソクと8本の小さなロウソクに火が灯りました。
“徹”の18才の誕生日です。
いよいよ来年は、大学生か?
社会への方向性を決めて一所懸命頑張っているかな?
夢を追い求めて生きているかな?
若さを楽しんでいるかな?

今年一年 仕事では、私自身一番苦しかった年でした。
“徹”への土産話の中で 楽しい話は、あまりありませんでした。社会でも明るく感じる話題が少なかったような気がします。
来たる2014年は、明るい年になることを願って一歩づつ前を見ながら欲張らず進んでいきたいものです。


《2013年5月7日》

今年の5月7日の徹天使誕生日は、とうとう17回忌となりました。
16年も経ちました。 いや、まだ16年しかたっていない。
しかしこの5月になるといつもあの時の事がリアルに甦り、私自身とてもナーバスになって行く。
この時間の経過が良くも 悪くもあらゆるものを包み込んでくれている。
今日は、ただじっと家で・・・・・思いを巡らす あの日へ帰りたい。


《2012年12月31日》

今日は、徹の17才の誕生日です。
いつも思うのですが、もし徹が生きていたなら私たちの人生は、
どんな風になっているだろう?
この問いかけは、私たちが生きている限り永遠に続いていくでしょう。
徹へのいい土産話はなかった年でしたが、
2013年は、楽しい話題を探し求めて明るく生きていきたいですね♪
人生、笑顔で生きて行かないと、搊ですもんね。


《2012年5月7日》

5月7日 徹の天使誕生日・・・
15年前のあの日が、リアルに甦る
(ちなみに、よみがえるの語源は黄泉(よみ)からかえる意)
あの時に戻れるなら、あの日の1日前に戻りたい・・・

今年は、母の日まで時間的に余裕があったので花屋である私も休むことができた。
ただ一日のんびり、ぼんやりと過ごした、徹を想いながら・・・
でもビデオを観ることは出来なかった。

ふ~ 今日は一日徹のそばに居よう・・・

最近我が家では、愛犬ピースのことが会話の中心になる。
でも私は時々、ピースをつい“徹”と呼んでしまう・・・

相変わらず世間では、命を軽んじる事件や事故が相次いでいる。
人はなぜ自己主張しかしないんだろう。
皆が自己主張するからぶつかりあう。
すべては周りの人、あらゆる人のお蔭で世界は成り立っているのに・・・

3.11以来、“絆”という言葉がもてはやされている。
でも、皆がお互い様、おかげ様という気持ちを持てたら、こんなにギスギスした世の中にはならないと思うのだが・・・

徹は、今頃大学受験の勉強?それともホークスの選手を目指して真っ黒に日焼けして野球の練習をしているかな?

今年も5か月が過ぎようとしています。
人生を楽しみながら苦しみながら笑いながら、怒らないで生きていきましょう!


《2012年1月1日》

2011年12月31日我が家の恒例行事 そう、徹の誕生日です。
早いもので、今年でもう16才。
“もし徹が生きていたら、私たちの人生は どんなものになっていただろう・・・?”
いつも、こんな疑問が頭をよぎります。

昨年3月に発生した東日本大震災と、それに伴う原発事故と、復興・解決までにはまだまだ時間がかかりそうな、誰も経験したことのない大災害です。
被災された方々も、否応なく人生の転機を迎えさせられ、私たちと同じように感じていらっしゃるのでしょうか?

他人と過去は変えられないといいます。
確かに過去に起きてしまった事実は変えようがないでしょうが、そのことに対する考え方は変えられると思うのです。 時間はかかっても・・・

新年が明るい年になることを願って、今年も笑顔で生きていけるよう穏やかに暮らしていきたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。


《2011年5月4日》

今年の徹“天使誕生日”5月7日(土)は、翌8日(日)が母の日のため、私(=花屋)にとって一年で 一番忙しい日です。つまり、今年は7日に休むことが出来ません・・・

3月11日に起きた東日本大震災により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。 亡くなられた方々には衷心よりお悔やみ申し上げます。

未曾有の大災害・・・大地震に大津波・・天災とは言え東日本の人々にとって、こんなに悲しく辛いことはないと思います。
毎日のニュースを見ていると、子供が、親が、おじいちゃん、おばあちゃんが、孫が・・・家族全員が・・・愛する人が・・・ 悲しいことばかりが報道されています。
その上、人災である原発の事故・・・このことは相当長引きそうです。

私の店では、何か少しでもお役に立てないか、との思いから、母の日の売り上げの10%を義援金として西日本新聞民生事業団を 通じて、被災地へ寄付させていただくことにいたしました。
微力ではありますが、引き続き募金箱を設置し、皆様にもご協力をいただきたいと願っております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

この世の中、総てが「当たり前《と思わずに、日々感謝を忘れず、生かされているという思いを大切に、何かしら自分に お手伝いが出来ることからやっていこうと思います。

被災された方々に、自分に何が出来るのか問い続けながら・・・

がんばろう ニッポン!!


《2011年1月1日》

新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

・・・という前に、昨日12月31日は徹の15歳の誕生日でした。もう15歳かぁ・・・
もしも・・・今ごろ彼は、受験勉強の真っ最中で、正月もなく・・・夢と希望を抱いて勉強しているかな?

昨年一年間 皆さまには色々とお世話になりました。厚く御礼申し上げます。
CD“さよならは仮のことば”もライブを時々開いては、皆さまに聴いていただいています。
今年も1月30日にライブがあります。もちろん私が歌う訳ではありません。“foo”の二人が歌います。
詳しくは花咲(www.8739.com)news のホームページにてお知らせいたします。

それから、fooの『さよならは仮のことば』が、music tree という企画(坂本龍一さんも賛同しています)で、ダウンロード数が上位に ランクされ、歌ってくれているfooのお二人が、エコロギフト賞を受賞しました。

昨年は、新しい家族も増えました。それはピースと吊付けたオスの(トイ)プードルです。6月1日生まれで真っ黒でヤンチャですけど とても可愛いです。
私は時々吊前の呼び間違いをし、ピースをつい“徹”と呼んでしまいます。

今年は彼の吊前の通り、平和に穏やかに暮らしていけるようになるといいですね・・・


《2010年5月7日》

5月7日 徹と会えなくなって13年が経ちました。
最近 よく徹の姿が脳裡をよぎります。
昨年13回忌を迎えてからこの1年いろんなことがありました。

私の徹への想いをこめた CD『さよならは仮のことば』『5月の天使』が出来たこと
そしてその曲を聴いてくださっている方が少しずつ増えてきたこと
時々ミニライブをし、新たな出会いがあり、そしてこの曲が感動を呼んでいること
また先日は、私がお手伝いをさせていただいている バングラディッシュの無医村地区に病院を建てる運動とコラボをし チャリティライブを開き、皆様からご賛同をいただきました。本当にありがとうございました。
この運動をこれからも少しずつ広めていきたいと思います。

また今年3月には ドイツ人の16才の少年を1週間ホストファミリーとして受け入れました。 徹より2歳年上でしたけど 貴重な経験をいたしました。
このいろんな出会いも徹が導いてくれているような気がします。

最近 思うこと
今の事実は、過去の事実の積み重ね  それは「過去は現在の証《ということ
今の上満は、過去への怠惰  それは「過去の怠惰な自分への上満《ということ
今の時間は、未来への指標  それは「現在は未来のための礎《ということ
今の幸せは 過去の勤勉と未来への夢
未来は、儚い夢です。でも確かさに想いを描いて今の総て(苦しみも含めて)を楽しんでいきたいと思います。 苦しみも楽しんでいく術を学びたいと思います。
だから今を大切に未来へと繋げて そして器にかなった未来を見据えて腹八分で生きていきたい。
人生楽しまないと搊ですよね!


《2009年12月27日》

それは、オニヤンマとの出会いから 始まった

2005年8月お盆、私の店の事務所に一頭の大きなトンボ オニヤンマが入ってきました。 子供のころ、トンボは先祖の魂を乗せて帰ってくるという言い伝えを聞いていました。
それからそのことでいろいろと調べているうちに、谷川俊太郎さんの「さよならは仮のことば《という詩に出会いました。その詩は 私にとっては衝撃的でした。

その詩に感銘を受けてから、2008年にあるライブで大島ミユキさんという一人の歌手に出会い、 大島さんの声と詩のイメージが重なり、是非その声でこの詩にメロディーをつけて歌って欲しいとお願いしました。

それから1年ほど過ぎた頃、大島さんの学生時代のサークルの先輩である加藤浩さんが曲を作り、ちょうど徹の13回忌前日・今年の5月6日に我が家で ミニライブを開いてくださいました。このお二人のユニット吊は“foo”といいます。

「さよならは仮のことば《と、もう一曲は「5月の天使《というオリジナルで、徹への私の想いが込められていました。

おかげさまで徹の13回忌は、思い出深いものとなりました。
そして最高の供養になりました。
きっと徹も喜んでいたことでしょう。

その時来て下さっていた皆さんから、この曲は最愛の人を失った全ての人の癒やしになるから、CDという形で広く伝えた方がいい、と言われました。
そこで、CDを制作し、その収益をNPO法人SIDS家族の会に寄付することにいたしました。

先日、横浜の赤レンガ倉庫でチャリティライブが開かれ、この2曲も歌われました。
この2曲も歌われ、しんとした会場のあちらこちらからすすり泣く声が聞こえました。

みんな涙を流すきっかけを探している、涙を流した方がいいんです、この曲によって気持ちが救われる人がいますよ、とある参加者から言われました。
そんな素敵な曲に仕上がりました。

もうすぐ徹の14歳の誕生日。さあ、来年は高校受験勉強だ・・・
どこの高校を受験するのだろう?楽しみだ。
将来何になりたいと言っているだろう・・・

今年はCDのおかげで、徹の三つ目の誕生日が出来たような気がする。
一つ目は、この世界への誕生日。
二つ目は、天使としての誕生日。
そして三つ目は、今回のCDが誕生した日。
このCDと共に、徹は生きているような気がする。

来年は、この曲がいろいろな所で歌われ、人々の心に響き、そっと残るようになれば、と思っています。
この殺伐とした世の中に、暖かな灯がともりますように・・・




《2009年9月15日》

9月 私の花屋で、例年のように中学生の体験学習を受け入れた。
今回は、二校から延べ5日間で9人(女子5人男子4人)だった。

中学2年生 とうとう“徹”と同じ年だ。
何かちょっと、今までとは違う気がする。

へ~、こんな事をしゃべっているんだとか こんな挨拶も出来るんだとか こんな事を勉強しているんだとか・・・
花屋の店主というより、一人の親として子ども達を見ていたように思う。
皆とっても明るくて まじめな子たちばかりで 良かった・・・

社会勉強することで、親への感謝、社会では一人では生きていけないこと、周りのいろんな人のおかげで生きている(生かされている)こと、 感謝の気持ちが大切なこと、私たちの今の幸せに気付くこと等々を学んでもらえたと思います。

そして、私自身もこれから社会に対して何が出来るか?を改めて考える機会を頂きました。

お疲れ様でした、そして、ありがとう。

《2009年5月6日》

もうすぐ5月7日、徹の13回忌だ。もう12年にもなるのか。
長かったようで、つい昨日のことのようで。

最近立て続けに徹の夢を見た。
おばあちゃんに抱っこされて ニコニコ笑って黙って見ていた。
おばあちゃんが うらやましい。

今年3月初めに バングラディッシュスタディツアーに行ってきました。
今の日本から想像すると 信じられないような貧困ぶりが目に付いた。
しかし 皆のエネルギーとバイタリティを感じた。
子供たちは、親の手伝いをし 家計を助ける為に働いていた。
また 子供たちの目の輝き 好奇心の旺盛さは、 日本の子供たちには最近見られないような気がした。

毎年9月に 私の店では地元の中学生の体験学習を受け入れる。
ついに徹と同級生だ。 きっと感慨深いものがあるだろう!

5月6日 徹の13回忌の為に 知り合いのミュージシャン 大島 ミユキさんと加藤 浩さんに 谷川俊太郎さんの『さよならは仮のことば』の詩にメロディーをつけてもらって 歌っていただきました。
聴いていると涙がボロボロ 徹も多分喜んで聴いていたことだろう・・・・
本当に ありがとうございました。

また そのあとにオリジナルで『5月の天使』というタイトルの 私たちの気持ちを代弁するかのような徹の為の歌まで 歌っていただきました。
思いもよらぬ 最高の天使誕生日になりました。 その曲は次のような歌詞です。

                        

『五月の天使』作詞・作曲 加藤 浩


1997の5月に 君は 着ぐるみを脱いで
たましいは青い空へと 高く 高く 昇った 

短い人生だけど 春 夏 秋 冬があって 
感じたままに生きたね  笑顔のままに 生きたね

手紙に君の吊前を書いた 百遍続けて書いてみた
風船に付けて 手を放したら 君の元へ届くかな?

ごめんね いくら悔やんでも 君は帰ってこないよね 一瞬で通り過ぎた日々
至福の時を ありがとう

今日は 誰とも話さない日 話すと泣き出しそうだから
口にチャックをしたまま 砂時計を見つめて

死んだら君に会えるのかな?
君は あの時のままで年を取らずにいるのかな 僕だけ年をとるのかな 

暖かな光の中で お友達もできたでしょう
さみしい思いを していないよね 楽しく遊んでいるよね

心を紡いだ糸で 君への想いを伝えたい
僕たちと君とあの時 一緒に生きていたんだ

1997の5月は、天使の誕生日
地上に降り立つ日まで 夜空で輝いてて 地上に降り立つ日まで 夜空で 輝いてて

ごめんね いくら悔やんでも君は帰って来ないよね 一瞬で通り過ぎた日々
至福の時をありがとう 至福の時をありがとう


この歌を聴いたとき 私は、震え 涙が止まりませんでした。本当に私たちの気持ちを見透かされているように・・・・・ありがとうございました。

《2008年12月27日》

もうすぐ正月。
その前に大事な大事な徹の誕生日。 今年の締めくくりだ。
13歳の誕生日 おめでとう!来年は、中学2年生。
どんな子になっているのだろう?
私の店では、毎年中学2年生の体験学習を受け入れている。
来年いよいよ徹と同級生の子供たちが来る。
どんな気持ちになるのかなぁ?ちょっと涙が出てくるかな?来年の楽しみだ!

今年も相変わらず 子どもやお年寄りや女性や・・・たくさんの犠牲者が・・・
なぜだろう?
世界中の上景気、全ては欲の出し過ぎから出発している。
永遠に発展していくと思っているのだろうか?
そして、最後に自分に跳ね返ってきている。

皆が幸せになるということは、商売で言えば、適正価格の適正利潤。
自分の言い分のみを正当化し、欲を出し過ぎると、どこかに歪が出て、最後はその歪を自分で被らなければならないことになる。

全て世の中は 表裏一体。便利と上便。
歴史は繰り返されると言うが、人間は過去の歴史に学べないものなのだろうか。

私も時々、マザーテレサの「あなたの中の最良のものを《を読み、自分自身にブレーキをかけるようにしています。

来年こそは・・・こんな時だからこそ、本当の幸せに気付いて、皆が心豊かになっていけるといいですね。
そして“徹”のように、いつもにこにこと笑顔で生きていきたいですね。

  《2008年5月7日》

5月7日 今日は、徹の天使誕生日11回目だ。
・・・4月28日 久々に徹の夢を見た
夢の中では、まだいつもの笑顔のままでニコニコしていた
だけど 一言も喋らなかった。何か一言喋ってほしかったなあ!

最近 硫化水素による自殺が相次いでいる。なぜ?なぜ?なぜ?
生きていくことに意味があるのに・・・苦しいこと 楽しいこと 悲しいこと 嬉しいこと
それらと共に生きていくこと、それが人生なのに・・・

過去と言う事実は換えられないけど、今現在を変えようとしていけば 未来を変えることができる。一歩一歩。少しずつ すこーしずつ。その人のペースで。
みんな気付いて欲しい!

徹が生きていたら、今年中学1年生だ。どんな子になっているかなあ・・・
相変わらずいつもニコニコ あの笑顔で廻りを癒やしているのかなあ?
徹が天使になってから、自分探しをいろいろやってきた。
その中の一つに料理教室に行ったことがある。
今日は、徹に水餃子を作ろう!
私の得意料理の一つだ。 多分徹は、大好きなはずだ。
もうすぐ母の日 花屋の私には、ちょっと嵐の前の一休み・・・・・

《2007年12月30日》

もうすぐ徹の12歳の誕生日。  おめでとう!
来年は、いよいよ中学生だなぁ。いよいよ想像がつかなくなってきた。

今年もいろいろとたいへんな事があった。
徹のおばあちゃんが亡くなった。今頃天国で一緒に遊んでいることだろう。
おばあちゃんが、ちょっと羨ましい・・・

銃による事件や偽装問題も記憶に新しい。
全ての原因は「欲《である。
「欲《の積み重ねでキレたり、騙したりして、自分の欲求を満たすことしか考えないような事件が相次いだ。
人を思いやる心が、だんだん欠落していっているように思えてならない。

今話題になっている本「求めない《にあるように、求めなければ既に持っていることに気付くのに・・・

今年イタリアに行ってきました。
2000年前の遺跡の町 ポンペイに行くと、その当時の栄えた文明を感じられました。
そこで一番に思ったことは、科学などは発達してきたけれど、人間の根本は何も成長していないのだということでした。
それどころか、医学や科学の発達によって、人間の欲望は より複雑で根深いものになってきたように思えます。

来年は子年ですが、ネズミのように走り回らないで、みんながゆっくりのんびりと笑顔で過ごせるような世の中になるといいですね

《2007年5月4日》

もうすぐ子供の日。そして5月7日は、“徹”の天使誕生日。
いろんな記憶が、甦る日でもあります。
楽しかったあの頃を思い出し“徹”のあの笑顔が脳裏に浮かびます。
純粋なあの笑顔・・・一瞬で通り過ぎた、あの至福の時間に思いを巡らせます。

最近気になるこの言葉、私にとって生き方をあらためて考えさせられた言葉です。
それは、

   “怒りは無智、悲しみは修行、笑顔は悟り”

(一説には“怒りは無知、泣くは修行、笑うは悟り”)

 徹は、いつもニコニコ笑って私達を癒してくれました。彼は、全てを悟っていたのだと思います。
これから 私達は、いつも笑顔で生きていけるように いろんな欲に負けず、足るを知る事が大事だと思います。
眉間に“しわ”をよせず、笑顔でいきたい。笑顔で搊することは ないですよ。

《2006年12月31日》

12月31日は徹の11才の誕生日だ。おめでとう!!!

来春から小学校6年生だ。信じられない。想像がつかないなあ。
何をしゃべっているかなあ?あの笑顔で・・・・・・

 今年は、私達家族にとって 一つの節目となる年だった。
2年に一度開かれるSIDS家族の会の国際会議が、6月に横浜で開催され、その会議に関われたこと。
そして11月、(財)ソロプチミスト日本財団より、“徹の母”のビフレンダー活動に対して、 社会ボランティア賞の表彰を受けた事、など大きな出来事があった。
これまでの生き方が間違っていなかったと、背中を押された気がする。

只 今年の夏は、3人の幼い子どものいのちの灯が消えた。 この子たちの祭壇のお花を、 花屋である私の店で飾ったのが、とても辛かった・・・・・・・
涙が、どうにも止まらなかった。

また いじめによる自殺も続いている。 とても悲しい。
子どもは大人の社会を見て、そして同じように行動する。
私たち大人の歪んだ価値観を子供たちは模倣する。

教育も、人間形成の為の教育ではなくて 受験勉強の為の授業になってしまっている。
それどころか時として教育する側に少なからぬ問題がある場合もある。

来る年は、皆が 明るく温かみのある、本当の豊かさに気付く年になるといいですね。来年もどうぞよろしく。

《2006年8月》

梅雨も明け、猛暑が続いていますが、皆さんお変わりありませんか?

8月 お盆。皆さんはトンボの言い伝えをご存知ですか?
昨年のお盆に、私の店の事務所に大きなオニヤンマが入って来ました。
“えっ?!今年も?”。
 そう、一昨年のお盆にも同じようにオニヤンマが店にやって来たのでした。
その時、大きなオニヤンマを見て“あっ!徹が帰って来た!”と思わず言ったのを思い出しました。

昔、子どもの頃「トンボはご先祖様の使いだ《と言われていました。
そんなトンボが2年続けてお盆にやって来るとは。しかも大きなオニヤンマが。

“これは偶然ではない・・・”と思い、ワクワクドキドキしました。
去年のその時「オニヤンマ《をキーワードにネットで検索していたら、
谷川俊太郎さんの「さよならは仮のことば《という詩に辿り着いたのでした。
(「いろいろな思い《に載せています。)

もし、もしも今年もトンボが来てくれたなら、私は涙がぼろぼろこぼれるでしょうね。
きっと、今年も徹はトンボと一緒に帰ってきてくれる。私に会いに・・・

《2006年5月5日》

もうすぐ5月7日がやってくる。この時季は何か物悲しくなる。
博多どんたく・菖蒲湯・母の日・・・・・・・
天使年齢9歳だ。今年の徹の天使誕生日は日曜日。
何か徹の好きなものを作ろう!

先日、2歳の男の子がなくなった時のお花を飾った。
それからずーっと気にかかっていたので、四十九日にあたる5月3日の前日にお家にお参りに行った。

お話を聞くと、やはりとてもいい子で、いつも笑顔を絶やさず泣きもせず、周りを癒していたそうだ。
天使になった子供たちは、みんな共通点があるようだ。

もう人生を悟ってしまったような、遣り残したことがないような、私たちよりも心が数段上を行っているなぁと感じた。
私たちはもっと修行をしなければならないんだろうな・・・・・

徹に導かれながら、人生をニコニコと、ボチボチと歩いて行ければ・・・・・・・
もうすぐSIDS国際会議が横浜で開かれる。
私も参加して、何かを感じてきたいと思っている。

さあ、7日! 徹の天使誕生日!何を作ろうかな・・・

《2005年12月31日》

12月24日 夢を見た。徹が!!にこにこ あの笑顔で現れた!
ただ にこにこ・・・・・31日は、徹の満10歳の誕生日だ。
おめでとう!!!でも、夢の中の徹は1歳位のままだった。
抱っこした時の肌のすべすべした感覚がまだ手に残っている。
この夢は、徹からのクリスマスプレゼントだね。ありがとう!

今年は、3月20日の地震そして4月20日の余震と恐怖を味わった
人間の驕りに自然が警鐘を鳴らしているのだろう。
そして今年もまた幼い子供たちが犠牲になる事件が相次いだ。悲しい。辛い。

人は己の欲望を満たすべく無理を通し、あくせく働き、ひとつの欲望を達成すると、その次、また次と新たな欲望が沸いてくる。
「足るを知る《という言葉は死語になってしまったのか。

最近、よく勝ち組負け組みという言葉を耳にする。私はこの言葉が嫌いだ。
人の一生に勝ち負けがあるのだろうか。
たまたま事業で成功し(もちろん努力もあっただろうが)、分上相応なお金を手にし、物事を判断する基準は全てお金。
本当に大切なものは目にも見えないし、お金では買えないのに。

本来、自然は人間が生きていくのに必要なものは全て与えてくれているはず。
自然に沿った生き方をしていれば、地球は持続可能なはずなのに、「足るを知る《ことを忘れた人間たちは、どんどんその逆の方向に進んでいる。

欲望には際限がないということに気付き、身の丈に合った生き方をすることが、
本当の幸せではないだろうか。
腹八分は、肉体的にも精神的にも健康にいい。

残り20%の余裕は緩衝材となり、いろんなストレスも吸収してくれますよ~

《2005年5月7日》

5月7日 今日は徹の命日です
天使年齢8歳 会えなくなって8年
最近特に何か違う寂しさを感じるようになってきました

それは、徹は夢や想像でいつも話し掛けてきますが、あのにこにこ顔の表情が 自分の記憶の中で少しずつ減ってきているのです
声の記憶もだんだんと薄れ掛けてきているようにおもいます

いままでは、徹と生活していたときの全てが、
脳裏にはっきりと焼きついていたのに・・・・・・
徹は、だんだんと成長していってるのだろうか?

尼崎の脱線事故で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします
亡くなられたご本人も本当に辛かったでしょうし、残された家族の方々の辛さを思うと涙が止まりません

人生は、お金ではない!特にこのところの自然災害や人的災害や事故や事件、
ありとあらゆる災いは、人の飽くなき欲望によって起っているような気がします
しかも自分自身で作ったしがらみで、がんじがらめになって・・・・・・

いつも今日は、徹に料理をつくるのですが、
今年のこよみは、花屋である私には辛い・・・

明日は、母の日。今年は徹に料理を作れないかもしれない、ゴメン!

でも お前もカーネーションをあげられないのだから・・・・・・・

《2004年12月31日》

今日は、徹の誕生日。
9歳の誕生日おめでとう!もうかなり大きくなっている事だろうね!
いつも何をして遊んでいるのかな?どんな勉強をしているのかな?
先日、徹と同じ年の子供さんを持つお母さんから、学校のドリルを戴いた。
それを見てとても驚いた。もう既にこんなことを勉強をしているのか!
心の中では、徹は、いつもあの笑顔でよちよち歩いたり、遊んだり、話かけてきたりしていたのが、実はもうあんなに成長しているのか・・・
徹は一体何を話しかけてきているのかな?

今年は、辛いニュースの多い年だった。
海外では、イラク戦争で何の罪もない女性・子供や老人達が犠牲になり、日本国内では、地震や台風など大きな天災、そして増加する短絡的・独善的な犯罪・・・とりわけ子どもが犠牲になる事件には心が痛む。
被害に遭われた方々には心から哀悼の意を表したい。

そして年末には大津波による未曾有の災害が起きた。
地球は私たちに何を伝えたいのだろうか。
こんな世の中だからこそ、今、ひとりひとりの生き方が問われているのではないだろうか。

来年は明るいニュースが聞ける年になりますように、との願いを込めて。

《2004年11月22日》

最近のニュースを見たり聞いたりしていると、人間の命の重さが違うのかなあ?と上思議に思う事がある。

弱者(老人や女性)から引ったくりや強盗をするなど、自己本位で今の自分さえ良ければいいと思う人や、身勝手で自分の廻りのことしか目に入らない人が、増えていると思う。

人のものがよく見え、あの人よりいい暮らしがしたい!と願い、全て上(本当は、下なのに)しか見えない人、過去 を振り返られない人、現在あることに感謝できない人・・・

まずは、食べていける事に感謝すべきではないか。
人は、病気になって初めて健康のありがたさに感謝ができ、金持は破産してお金の意味を知る。
人は、失って初めてその大切さに気付く。

人は何千年も前から 何も成長していないように思えてきた。
大昔から、人は罵り合い、奪い合い、殺し合い 未だに同じことをやっているように思える。
人間は、なぜこんなに愚かなんだろう。

お互いが知らないことを学び合い、お互いの文化の違いを認め合い、 自分だけが正しいと思うことなどなくなればいいと思う。
人は、誰にでもいろんな才能がある。
その才能を、私は吸収し学んで生きていきたい。

徹は、僕の心の中で、いつもあの最高の笑顔でいる。
きっと私を待っていてくれるだろう!・・・かな?

いつものことだが、12月が近づくと涙があふれてくる。
来月は、徹の誕生だ。今度のプレゼントは、何を欲しがるかなあ?

先日ミネハハさんのコンサートを聴いた。
2度目だけど、やっぱり涙が、止まらなかった。
あの澄んだ声 純粋な声 ひと時のやすらぎが、あった。

さあ・・・気張らずのんびりと頑張ろう!

最近読んだ小冊子より  (1日5回笑いましょう、笑うと免疫力を強めるNK細胞の活性が高まり、自然治癒力が増大する)

皆さん!心をより朗らかに・・・・・・・病は気から
・・・・・でも心から笑うって大変!・・・・・・・

《2004年5月7日》

5月ゴールデンウィークが、近づくと7年前のあの時の記憶が、鮮明に甦ってくる。
普段はこんなに、記憶力は良くないのに・・・

何か心が、だんだん鬱状態になってくる。
いつものことだが、突然 涙があふれてくる。
この頃1日に何回“徹”の吊を呼んでいることだろう。
町で8歳位の男の子を見かけると
“徹は今どんな姿をしているのかなあ?そろそろ反抗期に入るのかなあ?どこに遊びに行きたいと言ってるかなあ?”などと考えてしまう。 

『徹の部屋』には、徹の物が色々有るけど、徹が実際に身につけていたものより、その後に買ってきた来たものの方が最近増えてきたような気がする。
ランドセル・グローブ・野球帽・Tシャツ・・・・
徹の部屋から 徹ミュージアムへと・・・・・

さあ!今日は、徹とホームパーティだ。
『徹天使年齢7歳の誕生日』久々に料理を作ろう。
徹天使の為に。

《2003年12月31日》

今日は徹の誕生日だ。今日も仕事。
午後になると、なぜか涙が滲んでくる。そして、ただただ流れ出る。
徹も今日で8歳だ。
今頃は、プレゼントに何を欲しがっているだろう?何が好きなのかな?
ただ思い浮かぶのは、あのニコニコの笑顔。
ちょっと涙でかすんでいるが、瞼の奥に浮かぶのはあの笑顔だ。

最近の犯罪のニュースの多さ・異常さに驚かされる。
それは子供、特にまだ3歳に満たない頃までの愛情上足により形成された、 いびつな人間性によるものが多いような気がする。

親たちは経済(お金)に対する果てしない欲望のために、子供たちへの愛情の形を履き違えているのではないか、と思える。
まず、食べていけることへの感謝、健康で生きていけることへの感謝、家族一緒に暮らせることへの感謝・・・
これらのことを忘れているのではないだろうか。

私は今、徹に出会えたことに感謝して生きていきたい。
いつか徹に会える日を信じて!

《2003年5月7日》

 5月7日  『徹』と会えなくなって「丸6年《が、過ぎた。4月(12月の誕生月も)に 入ると 私は、時々、涙が溢れ出す ただ突然に!

何故か きのうの出来事のように 記憶が鮮明に甦る。
あの最高の笑顔が、目の前(脳裏)に・・・・・ 6年という歳月は
辛さは、長く感 じ 記憶はまるで昨日の出来事のように感じ。

まだ言葉はしゃべってなかったが、何故か 『徹』は、私と会話をしている。

久しぶりに 『徹』に料理を 作った きっと喜んではしゃぎ回っているに違いない。 久々の『徹』 主 演のビデオを観た。あの頃の一瞬の至福の時が甦る。
 もう一度あの頃に戻りたい・・・・・・・・・・・・・・・

《こどもの日  2002年5月5日》

5月5日  今日は子供の日

徹と約束した野球のグローブを買いに行く。

スポーツ洋品店で子供用のグローブを探していると、店員さんから「お子さんのですか?《と聞かれ、 ちょっと無愛想に、もの憂げに「はい《と答えてしまった。もっと嬉しそうに明るく返事をすればよかったと悔やまれる・・・・・徹、ごめん。

でも 良いのを買ったぞ! ボールも付いてたぞ!

今日は夢の中で徹とキャッチボールをする予定だ。

《今の気持   2002年4月》

この春 徹も ぴっかぴっかの新一年生になる。

念願のランドセルを買った。 去年からミニランドセルをホームページで探していたが、どこも4月の 入学には間に合わないという。
3月30日思い切って 街のかばん屋さんに行ってたずねると何とミニランドセルがあるという。 よかった! 早速買っ て徹の入学祝である。 久々に徹が私の心の中であの笑顔で 微笑みながらいろんなことを話しかけてくる。

今度はキャッチボールをすると言う約束をし た。近いうちにグローブを買おうと思う。徹は ホークスファンである、多分・・・何度もホークスの試合を一緒に見に行ったから間違いない。

これから も徹と一緒にいろんなことを学びながら生きていきたい。
いつ死んでも悔いが残らないように、そして徹に会える日を楽しみにしつつ・・・。

《2001年5月》

5月7日が近づくといつも悲しい気分になってくる。 思い出すのは5月5日  徹と一緒に入った最後のお風呂が菖蒲湯で 初めて自分の手で顔を洗う事が 出来るようになったと何度も得意な顔をして ニコニコしていた姿が ついきのうの事の様に脳裏にはっきりと浮かんで来る。

なぜ私たちだけが こんなに辛い目に遭うのだろう。 神様は この世には  いないんだとホントに思うようになってしまった。しかし 徹が 私たちの目の前から消え 天使になってしまってから 徹は色々の事を教えてくれた。

そして 生きていく事の意味が 少しずつわかってきた様な気がする。
彼は 私の心の中でず~っと生き続けている。

いつもニコニコ笑ってあの姿のままでいろいろと私に話しかけてくる。 私は 時々涙が自然にあふれてくる。 早く逢いたいなあ。 でもいつか必ず徹に会えると信じて 残された人生を  徹にいっぱいの土産話を持っていける様に頑張って生きて 死んでいきたい!
  ・・・・・・・徹のパパ